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仕組みは100点、データは……。AI活用で陥りやすい「入り口」の罠
事業開発やアドバイザーとして活動する中で、いかにアウトプットの質を落とさず、作業を効率化するかは常に私のテーマです。 先日、WEBから必要なデータを自動で収集し、AIで整理する仕組みを構築しました。自分でも「これは完璧に近い」と思えるほどスムーズな仕組みができあがり、作業スピードは劇的に向上。まさにAI活用の理想形だと思っていました。 しかし、運用を始めて3ヶ月が経った頃、ある事実が判明しました。 「参照していたWEBの情報自体に、誤りが含まれていた」のです。 どれだけ仕組みを完璧に整えても、どれだけAIが優秀でも、入り口となるデータが間違っていれば、それは単に「間違いを効率的に量産している」だけになってしまいます。 AIが淡々と、かつスピーディーに処理を進めてくれるからこそ、逆に「中身の違和感」に気づくのが遅れてしまった……。これこそが、現代のAI活用における「あるある」であり、最大の落とし穴だと痛感しました。 「効率が上がって忙しくなった」と思っていた3ヶ月間。 実は、間違った情報を正すための手間を、自分から増やしていたのかもしれません。 今
Yosuke Oyama
1月7日読了時間: 2分


「バブル」の終焉と「実利」の夜明け:AIアロケーションで描く筋肉質な経営戦略
新年あけましておめでとうございます。 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 2026年という年を迎え、私たちは今、大きな時代の分岐点に立っています。本日は、この激動の1年を勝ち抜くための「筋肉質な経営」と、地方経済の再起動に不可欠な「人材アロケーション」の本質について記します 1. 「赤字でシェアを買う」時代の終焉 かつてスタートアップの世界では、巨額の赤字を掘ってでもシェアを奪う「膨張の論理」が王道とされてきました。しかし、2026年現在の市場において、その戦略はすでに過去の遺物です。 今、投資家やクライアントが厳しく問うているのは、規模の大きさではなく「どれだけ筋肉質で、持続可能な利益構造を持っているか」です。1円のコストを1.1円の利益に変える「仕組み」を磨き上げた企業だけが、この選別の時代を生き残ります。 2. 「AIアロケーション」と、特定技能人材の真価 オフィス山雄が提唱する「筋肉質な経営」の核となるのが、AIによるリソース・アロケーション(資源配分の最適化)です。しかし、どれほどAIが進化しても、地方の現場を支え、実際にモノを動かし、
Yosuke Oyama
1月5日読了時間: 4分


縁を紡ぎ、次代を創る――オフィス山雄の1年
2025年も残すところあと僅かとなりました。 本年は多大なるご支援とご厚情を賜り、心より感謝申し上げます。 私にとって2025年は、まさに「地域と世界を繋ぐ」1年でした。 1月のベトナム出張を皮切りに、国内では能代市・豊田市・長岡市・福島市・横須賀市・仙台市・松戸市と、多くの自治体を訪問させていただきました。各地で、地域社会を支える柱となる優秀な外国人人材の育成、そして彼らが輝ける場所の創出に奔走した日々は、非常に意義深いものでした。 海外へも足繁く通い、 ベトナム、インドネシア、カンボジア、シンガポール、マレーシア、そしてグアム と、アジア・オセアニア圏を駆け巡る「出張三昧」の1年でもありました。 こうした仕事への挑戦の一方で、私生活では親の介護という新たな出来事も始まりました。 オフィス山雄を立ち上げ、今日まで歩んでまいりましたが、この1年を通じて改めて痛感したのは「一人では成し遂げられない」という真理でした。2025年は、志を同じくする大切な「仲間」を探し、繋がるための1年であったと感じております。 支えてくださった皆様、そして共に歩んでく
Yosuke Oyama
2025年12月29日読了時間: 2分


高校生の「フレッシュな視点」を活かした能代市企業PR戦略
秋田県立能代松陽高校の生徒たちと連携し、地元企業訪問・研究を基にした「企業紹介動画作成プロジェクト」を実行しました。 このプロジェクトは、 地元企業の魅力を若者目線で再編集し、新たな情報発信資産を創出する ことを目的としています。 なぜ、私たちが高校生の力を借りて企業PR動画を作成したのか。その狙いと具体的な成果についてご報告いたします。 1. 企画背景:企業PRの「常識」を打ち破る必要性 多くの地方企業が抱える課題の一つに、情報発信のマンネリ化があります。企業側が作るPRコンテンツは、ともすれば専門的になりすぎたり、内輪向けの表現になりがちです。 私たちが目指したのは、「外部の視点、特にターゲットに近い若者の視点」を導入することで、 地域外や将来世代に響く、リアルで親しみやすいコンテンツ を生み出すことです。能代松陽高校生との連携は、この課題を解決するための戦略的なアプローチでした。 2. プロジェクト詳細:「企業を知る」を「情報資産」に変える設計 この企画の要点は、生徒たちに企業の「取材者」となってもらい、その成果を 企業のPR動画 という形
Yosuke Oyama
2025年12月16日読了時間: 3分


10年越しの再会がくれた刺激—50代からの「知的好奇心」再点火のすすめ
最近、10年近く前に苦楽を共にした同僚や元部下たちと再会する機会が増えました。これは、単なる旧友との時間というだけでなく、私自身のビジネス人生を深く見つめ直す、非常に 貴重な知的刺激 となっています。 成長した仲間からの「嬉しい危機感」 特に心に響いたのは、かつての 部下たちが、それぞれの持ち場で立派に活躍し、独自のキャリアを築いている姿 です。彼らが新しい課題に挑戦し、実績を上げている話を聞くと、指導者として心から誇らしく感じます。 同時に、自分自身にも強烈なメッセージが届きます。 「彼らがこれだけ進化しているのだから、自分も新しい挑戦を止めてはいけない」 事業開発や市のアドバイザーとして活動する中で、このエネルギーは格別です。現状維持ではなく、「まだ見ぬ新しい領域へ踏み出す意欲」が再び燃え上がっているのを感じます。 50代こそ、知的好奇心を「資産」に 彼らとの会話を通じて再認識したのは、やはり 知的好奇心 を持ち続けることの重要性です。50代になり、多くの経験と知識を蓄積した今だからこそ、それを古い成功体験に縛られることなく、 新しい情報やト
Yosuke Oyama
2025年12月7日読了時間: 3分


創業経営者の「決断」を支える技術。なぜ、組織が大きくなると「社外の声」が必要になるのか?
事業開発や自治体のアドバイザーとして活動していると、多くの「創業経営者」の方々と膝を突き合わせる機会があります。 まず大前提として、私は創業経営者という存在に、最大限の敬意を持っています。 何もないところから事業を立ち上げ、幾多の修羅場をくぐり抜け、従業員とその家族の生活を守り抜いてきた。その圧倒的な熱量と、研ぎ澄まされた「直感」があったからこそ、会社は今の規模まで成長できたのです。 しかし、組織が拡大し、次のステージへ進もうとする時、多くの経営者が不思議なパラドックス(逆説)に悩みます。 それは、「社内のことを一番考えているはずなのに、社内の声が届かなくなる」という現象です。 偉大なリーダーほど「孤独」である 創業経営者が、社内の意見よりも、私のような外部アドバイザーやコンサルタントの意見に耳を傾けることがあります。 社員から見れば、「なぜ現場の私たちの声は聞かないのに、外の人の言うことは聞くんですか?」と不満に思う瞬間かもしれません。 しかし、これには理由があります。経営者の「性格」の問題ではなく、 「視座」の構造的な違い です。...
Yosuke Oyama
2025年12月3日読了時間: 4分


退職する側とされる側
「退職する側」と「される側」:ポジティブなキャリアチェンジを巡る両者の視点 「終身雇用」という言葉が過去のものとなりつつある現代。キャリアパスを自分で切り開く「転職」は、もはや特別なことではありません。 しかし、そのポジティブな決断の裏側には、送り出す側の複雑な思いがあります。今回は、「退職する側」としての私の経験と、「される側」である経営者としての葛藤を正直に綴ります。 十人十色の価値観に加えて雇用主の価値観も組み合わさる 退職する側:キャリアの可能性を広げる転職の価値 私自身、複数の会社で様々な仕事を経験できたことは、 間違いなくポジティブなキャリアチェンジ でした。 スキルと経験の多様化: 一社に留まっていたら得られなかったであろう、幅広い業界・職種での知識とスキルが身につきました。 市場価値の向上: 複数の環境で成果を出す経験は、自分の市場価値を客観的に認識し、高めることにつながりました。 レジリエンス(回復力)の強化: 新しい環境に飛び込み、適応する過程で、変化に対応できる力が養われました。 もちろん、一つの会社で長く勤め上げ、
Yosuke Oyama
2025年12月1日読了時間: 4分


提言レポート:経営者が取り組むべき課題とは?
中小企業向けのHR支援の現場では、経営者の方からこのような嘆きをよく耳にします。 「ウチは規模が小さいから、大手には勝てない」 「こんな地方じゃ、良い人材なんて集まらない」 その感覚は、ある意味で正解です。しかし、それが「全て」ではありません。 もし、あなたの会社で採用した人がすぐに辞めてしまう、あるいは応募が全く来ないのなら、それは「条件」のせいではなく、もっと根深い**「組織の内部崩壊」**のサインかもしれません。 今回は、多くの経営者が見過ごしている「人が定着しない真の理由」と、採用活動の前に着手すべき「大手術」についてお話しします。 1. 経営者が見ていない「現場のSOS」 人が定着しない最大の理由は、給与や立地条件ではありません。圧倒的に多いのは、 社内コミュニケーションの「質と量」の欠落 です。 「見ているつもり」が一番危険 経営層や管理職は「現場のことはわかっている」「社員とは話せている」と思いがちです。しかし、それはタテマエを聞いているに過ぎないことが多々あります。従業員一人ひとりが今どのような心理状態で働いているか、本音の「S
Yosuke Oyama
2025年12月1日読了時間: 4分


夢を掴んだ日:内定者が流した喜びの涙
こんにちはオフィス山雄です 私も参画している秋田県にある一般社団法人COCOROにより、インドネシア人材の日本での集団面接会を行いましたので、面接参加者への敬意と尊敬の念を持って記事を書かせていただきます! 努力が実を結んだ歓喜の瞬間 面接会にて秋田県能代市の企業がインドネシアの優秀な人材に対して内定を発表した際、そこに居合わせた全員の心が熱くなる瞬間がありました。内定を勝ち取った若者たちが互いに抱き合い、喜びを爆発させている姿は、まさに 努力が報われた瞬間 でした。 異国の地である日本で働くという目標を掲げ、慣れない 日本語の習得 や専門知識の学習に、並々ならぬ熱意と時間、そしてエネルギーを注ぎ込んできました。その長く厳しい道のりを経て、「合格」という二文字を手にした彼らの喜びは、計り知れないものだったと思います。これは単なる就職活動の成功ではなく、 人生を賭けた大きな挑戦 が、今、実を結んだ瞬間です。 内定発表後の歓喜の様子 日本での就労にかける海外人材の「高いモチベーション」 特に、このような外国人材が日本の企業で働くことにかける モチベ
Yosuke Oyama
2025年12月1日読了時間: 3分
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